皇居一般参観から始まった東京デートの最後は、帝国ホテルへ。
かねてから行ってみたかった茶室を予約して訪れました。
建築家 村野藤吾が設計した茶室です。
宴会場の並ぶ階の廊下中程に立ってる方に、名前を呼ばれました。
「お待ちしておりました」
看板がなければ、ここが茶室の入口とは気が付きません。
午前中は海外からのお客様で賑わったそうですが
ひっそりとしています。
この時間、二人で貸し切りだなんて 幸せ〜。
茶室へと続く路地
天井は竹を組んだもの。
奥は「松濤の間」
屋上日本庭園があります。
東光庵
春慶塗の吉野棚
やわらかな光を落とす光天井には、スプリンクラーがついています。
炉に炭を使うからだとか。
ほのかに炭火の香りがします。
「どうぞ足をくずして
楽になさって下さい。…
外国の方は、前に投げ出して座っていますよ。」
そう言われても…できないものです。
作法を知らないと告げると
「大丈夫です。お茶を楽しんでくださいね。」
もう一人の方が お茶をたててくれましたが
美しい作法で 見とれました。
緊張して お茶碗をよく見るのを忘れました。
何も知らないって、ほんと怖いもの知らずです。
東光庵を切盛りしている方は、女将さんて言うのかな。
お話を聞くと、村野先生にもお会いしたことがあるそうです。
京都「佳水園」の女将さんと、どこか雰囲気が似ています。
この空間を大切に思う気持ちが 話の端々から伝わってくるのです。
一服頂いた後、他の茶室を見学させていただきました。
奥にある、10畳の「月歩の間」
襖の柄が 可愛いです。
踏込み床は、2枚合わせたもので、
木目が大変美しい板です。
おもてなしの心を
茶室の空間で楽しんできました。
東京オリンピック開催に向けて、改修工事が計画されるようですが
どうかこの茶室は このまま維持して欲しいものです。
◇東光庵
竣工 1970年
設計 村野藤吾
所在 東京都千代田区内幸町1-1-1
帝国ホテル 本館4階
かねてから行ってみたかった茶室を予約して訪れました。
建築家 村野藤吾が設計した茶室です。
宴会場の並ぶ階の廊下中程に立ってる方に、名前を呼ばれました。
「お待ちしておりました」
看板がなければ、ここが茶室の入口とは気が付きません。
午前中は海外からのお客様で賑わったそうですが
ひっそりとしています。
この時間、二人で貸し切りだなんて 幸せ〜。
茶室へと続く路地
天井は竹を組んだもの。
奥は「松濤の間」
屋上日本庭園があります。
東光庵
春慶塗の吉野棚
やわらかな光を落とす光天井には、スプリンクラーがついています。
炉に炭を使うからだとか。
ほのかに炭火の香りがします。
「どうぞ足をくずして
楽になさって下さい。…
外国の方は、前に投げ出して座っていますよ。」
そう言われても…できないものです。
作法を知らないと告げると
「大丈夫です。お茶を楽しんでくださいね。」
もう一人の方が お茶をたててくれましたが
美しい作法で 見とれました。
緊張して お茶碗をよく見るのを忘れました。
何も知らないって、ほんと怖いもの知らずです。
東光庵を切盛りしている方は、女将さんて言うのかな。
お話を聞くと、村野先生にもお会いしたことがあるそうです。
京都「佳水園」の女将さんと、どこか雰囲気が似ています。
この空間を大切に思う気持ちが 話の端々から伝わってくるのです。
一服頂いた後、他の茶室を見学させていただきました。
奥にある、10畳の「月歩の間」
襖の柄が 可愛いです。
踏込み床は、2枚合わせたもので、
木目が大変美しい板です。
おもてなしの心を
茶室の空間で楽しんできました。
東京オリンピック開催に向けて、改修工事が計画されるようですが
どうかこの茶室は このまま維持して欲しいものです。
◇東光庵
竣工 1970年
設計 村野藤吾
所在 東京都千代田区内幸町1-1-1
帝国ホテル 本館4階