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Channel: きゃおきゃおの庭
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海を見たくて 「ふたつの時間」

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彼は、海を見つめていました。
9月だというのに、日射しは夏。



「きゃおきゃお、遅いよ〜!
ずーっと待っていたんだ。」

「ずーっとって いつから?」

「8月18日からだよ」

「ごめんなさい。暑かったでしょ?」

「待ちくたびれて、洋服は溶けちゃった。
早く 会いたかったよ」

「ごめんなさい…。」

彼は、硬いのです。

なーんて…。夏の妄想。








野外彫刻作品「TWO TIMESーふたつの時間」
互いに背を向けあい 海と山とを見つめています。

美術館の建物周囲は、遊歩道になっていて
この他にも オブジェが置いてあります。

神奈川県立近代美術館 葉山を初めて訪れました。



もう少し、駐車場から入口までの間口が広くてもいいような…。













海の見えるレストラン オランジュ・ブルーは、座席数が少なくて
いつも混雑するようです。早い時間だったので、待たずにランチを頂きました。

 




暑くて 凹みました。

「TWO TIMESーふたつの時間」は、イギリスを代表する彫刻家アントニー・ゴームリーの彫刻作品で、
葉山の風光明媚な海と山と対話する、期間限定のアートプロジェクトです。
展示期間◆2012年8月18日〜2013年3月初旬予定

開催中の企画展「ビーズ イン アフリカ」は、出展作品が少なくて
物足りなさを感じました。
国立民族学博物館の、あの圧倒するようなインパクトのある品を見たいものです。

◇神奈川県立近代美術館 葉山
竣工 2003年
設計 (株)佐藤総合計画
所在 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1

2012.9.15


葉山・藤沢 建築とアートめぐり 旧山口蓬春邸

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つい暑くて、妄想してしまいました。

本当は、素敵なタイトルの付いた ぷちバカンスを過ごしてきたのです。

9月のとある日、ブロ友テツさんから
アート&音楽つながりのジョヴァンニさん行きつけの
藤沢のギャラリーCNで開催される、写真の作品展オープニングレセプションへ行きませんかとの
お誘いを受けました。

夕方からのレセプションなので、テツさんは、鎌倉散策か葉山の美術館に行く予定だと聞き、
タイムスケジュールも、すべておまかせして、まだ行ったことのない葉山を案内してもらうことにしました。
題して

「葉山・藤沢 建築とアートめぐり」

はじめに 今は記念館となっている
葉山にある旧山口蓬春邸を訪ねました。
空はどんよりと低く雲がたれこみ 今にも雨が振りそう。
逢春の小径と表示してある路地を行くと
ガラスの門に行き着きます。







石積みの階段を上っていくと、そこはかつての日本画家・山口蓬春の住居兼アトリエ。
親しい友人 吉田五十八 の設計によるものです。
吉田五十八は、新興数寄屋と呼ばれる和風建築の大家です。
(館内の写真はありません…。)

一番の見所は、画室です。
旅館の離れにいくときのような高低差のある廊下を行くと
広々とした画室につきます。

大きく開いた窓の下には大きなソファーがあり
座ってみると かつてここには川端康成も座ったことがあるのだと
係の方は話してくれました。

家具は全て作り付けで、画材や筆の大きさに合わせた仕切りの戸棚などが
壁一面にしつらえてありました。

長押のない窓は、開放感があり、引込み戸はすべて戸袋に収納可能だとか。
窓からは、庭の紅葉などの木々のささやきが聴こえてきそう。
季節の移ろいを眺めながら 創作にいとしむ画家の姿が
しのばれます。


ソファー後方の窓から見える庭


1階 画室

2階の旧画室には、八角形の足の正三角形の机が6個組まれて正六角形の座卓として置いてあります。
一つ一つ使ってもよし、好きな組み合わせで使えるテーブルは
とても便利そう。
エアコンのない旧画室で、夏は裸で描いたのだそうです。ここからは海が見えて、なかなか素敵。

係の方が、詳しく建物の説明をしてくださり、頭が下がりました。
非公開の「茶の間」と「内玄関」「桔梗の間」が今回特別公開中です。
ぜひこの機会に、訪れてみてはいかがでしょう。
ただし、この季節、庭からの見学は、藪蚊との戦いです(笑)。

そういえば肝心の山口蓬春の作品を見忘れました。

旧山口蓬春邸◇山口蓬春記念館
竣工 1954年
設計 吉田五十八
所在 神奈川県三浦郡葉山町一色2320

2012.9.15

葉山・藤沢 建築とアートめぐり 旧近藤邸

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9月の半ばというのに、傾きかけた太陽が、容赦無く照りつけます。

藤沢駅から徒歩10分。午後遅くに旧近藤邸を見学しました。
旧近藤邸は、藤沢市辻堂の松林に建てられた別荘です。
老朽化のため取り壊されることが決まり、保存を求める市民運動により藤沢市が譲り受け移築保存されました。
藤沢市民会館事務室に鍵を借りに行くと、先客が持って行っているとのこと。
玄関先で、帰る方から鍵を受け取りました。
そして緑が多いせいか、藪蚊の大群に襲われました…。

施主の近藤さんは、子供が11人。
和室の多い海辺の別荘は、子供たちにとって楽しい場だったのだろうと思います。
























窓はすべて、閉ざされています。
建物を味わうべく佇む気持ちは 暑さのため消え失せました。
2階へ上がると、体温が急上昇。もう我慢できなくなって退散〜。
人の常駐しない建物は、ことのほか暑くて長居できません。

旧近藤邸
竣工 1925年/移築 1981年
設計 遠藤 新
所在 神奈川県藤沢市鵠沼東8-1(藤沢市民会館前庭)

2012.9.15

葉山・藤沢 建築とアートめぐり 〆は藤沢GALLERY CNで。

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そもそも、今回の「葉山・藤沢 建築とアートめぐり」 一番の目的は、藤沢GALLERY CNでの松浦隆幸写真展「ON THE ROADSIDE」の
オープニングパーティに行くことでした。
ブロ友ジョヴァン二さんが懇意にしているギャラリーなのだそうです。
少し早めに着いて、作品を観ることに。



アメリカの今はもう廃線となったルート66をドライブしながら撮影した写真は
乾いた土地と 青空。そして壊れているように見えて
今もなお現役で使われているものたち。
アメリカの言葉からイメージする
ポップな世界がそこにありました。

松浦隆幸写真展「ON THE ROADSIDE」」9月30日まで。

松浦さんに撮影時のエピソードを聞きながら
写真を見るという 贅沢なひとときでした。
オーナーご夫妻のお人柄に惹かれて
またいつか 誘われたら再訪してみたいギャラリーです。

会場に置いてある写真集を
そっと開いてみました。
タイトルは「倉庫」。
撮ったご本人、写真家の安川千秋さんも会場に見えていました。

写真を見ていて
撮影した時間が気になって…質問してみたら、「早朝の柔らかい光が好きなので、朝早くに撮りました」
とのこと。消えていった倉庫へのオマージュ。安川さんの写真に一目惚れです。

会場を替えて、ワインなども頂き
人見知りな私ですが、お話に花がさき 時の経つのを忘れました。
藤沢は 家まで遠いのです。またまたシンデレラ〜。(笑)

そして 後日
銀座コダックフォトギャラリーで開催中の安川さんの写真展に行ってみました。



安川千秋 写真展 「DOCK OF BAY ― URAGA」

2003年に閉鎖された浦賀ドック。
スポットライトを浴びた舞台のようなシーンに心惹かれました。
ポジフイルムで撮られた写真は、温かみのある色合いで
いきいきとしています。
もう見ることのできないシーンが、ここに鮮やかに記録されています。
会期は9月27日まで。お薦めします。

ラスト サマー 松坂屋銀座店 屋上

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Rボタンを押すと ドキドキ。
その建物の、素顔に会えるような気がする屋上へ。





坪庭?








老舗のデパートの屋上には、神様が居ます。ああ、ここにも…。



立派な由緒書札が建っているので、ぜひ読んでもらいたい。



2013年にこの建物は取り壊される予定です。

神様は、どこへ行かれるのだろう。

2012.9.22

銀座三越屋上「銀座テラス」

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私は、屋上が好き。

建物の余白的場所で、空の見える なにかを期待する
不思議な場所です。

銀座松坂屋の次は、ここ 銀座三越へ。

リニューアルされて、ウッドデッキと芝の広がる屋上庭園「銀座テラス」になりました。
地上31メートルにある、空中庭園。
カフェも併設されていて、お買い物の休憩にピッタリの空間。







ジャーン!





由緒ある「銀座出世地蔵尊」と「三囲神社銀座摂社」が祀られています。

  

三囲神社は三井家の守護神。
日本橋三越にも、そういえばありました。
銀座出世地蔵尊は、中央区民有形民俗文化財になっています。

怪しく写真を撮っていたら、警備の方が そっと教えてくれました。
「奉賛会員名簿に、五木ひろしや氷川きよしの名があるんですよ〜。」
わー、本当。
ここでお参りしたそうです。

以前は庭園劇場という名のイベントステージがあって、
デビューの頃演歌ショーなど行ったそうです。
当時観客はぱらぱら。出世地蔵のご利益なのでしょうね。

私もお参りしてみました。
きゃおきゃおもメジャーになれるかなあ〜。



くったけのない 子供たちの笑い声が聞こえてきます。


ローズマリーもあったりして…。



見慣れたロゴマークの中には、「七・五・三」の跳ねの縁担ぎが隠されているのだとか。



所在 東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越屋上

松屋銀座 屋上 SORA×NIWA

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久々に訪れたら
ただただ 驚き。
モダンなスペースに替わっていました。
平日は、サラリーマンのオアシスでしょうね。
居心地は 抜群です。
お買い物に疲れたら、美味しい物を地下で買い込んで
ここで休憩するのも悪くない。
都会のオアシス。





このコーナーは、お薦めです。
ここだけは 変わらず。


龍光不動尊








きゃおきゃお、遅いよ〜!
 


手水鉢で 龍が待っていてくれました。






老舗デパートの屋上には 神様がいます。
秘密にしておきたかった
私のとっておきの屋上です。

◇松屋銀座 屋上 SORA×NIWA
所在 東京都中央区銀座3−6−1 屋上

ミキモトギンザ2

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パールピンクの外壁は、乙女心をくすぐります。
チーズの穴のような形をした窓を
中から見たら どうなのか 気になりつつも
ただ通りすぎていました。
ジュエリーが並ぶ高級感あふれる ちょっと気後れするお店です。





お茶ならと中に入り
3階の「ミキモトラウンジ」を目指して
階段をのぼりました。



満席で、ロビーに並ぶ椅子に座り
窓をみたり 階下を見下ろしたり
いつもの 不審者状態。

席に案内され
係の方が、慇懃にスイーツの説明をしてくれましたが
メニューは、銀座価格…。
悩みつつ ホームメイドジンジャーエールを頂きました。
マドラーを、連れて帰りたかった…。





螺旋階段は、日生劇場の螺旋階段を思い出させます。



階段の幅が、また 良いのです。



夢の中に 溶けていけそう

竣工  2005年
設計  伊東豊雄/伊東豊雄建築設計事務所+大成建設
所在地 東京都中央区銀座2-4-12 


オフ会 in 荻窪

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大学主催の見学会にブロ友さんと参加しました。
いかにも〜ライト風のレーモンドデザインの正門が
迎えてくれます。

1時間30分の見学会は、あっといまに終わり
昼食を〜。ということで 荻窪へ。
 
 
ナスの薄切りピザ、初めて食べました。薄すぎて ナスの味はしなかったです。
 

見学会に参加しなかった、chamekoさんと合流し
荻窪ルミネ内のイタリア料理「ラ・ヴォーリアマッタ」で
オフ会となりました〜♪
色々注文しましたが、おしゃべりに熱中して
写真はほとんど撮りませんでした。

食事の最後に、SURPRISE !
誕生日プレートを、chamekoさんが注文してくれていたんです。。
前日が私の誕生日。
感激しました〜。

時を忘れ〜あっというまに4時間が過ぎていました!!

そのあと、yurikoさんと chamekoさんの家に初めておじゃまして
お茶をいただきました。
chamekoさんは大正生まれのホームページも持つブロガー。
初めてコメントを頂いた時、信じられなくて
お会いしたら、ベイジュのchamekoさんは
本物のベイジュ風。(笑)ただただ びっくり。
コロコロ笑う、かわいらしい方でした。
なんどかお会いして、一緒に旅をして 楽しくお付き合いさせていただいています。

家は 懐かしい 思い出の品がたくさん並んでいて
ひとつひとつお話を聞いたら 何時間あっても終わらない感じ。
年賀状のお年玉に当たってもらった自転車が組みたててあり
これに乗りたくてもらったという chamekoさんが眩しく見えました。
壁には、織物の作品が所狭しと飾ってあります。
制作年は 古いことは確か。だそうです。
なにせ chamekoさんの時のスケールは雄大なので
まあ、古いということは…。


左が私で右がchamekoさんのレースのドイリー。
偶然ですが、同じデザイン。
かなり古い本を見て編みました。
糸の太さと編み方の硬さのちがいで
大きさは違います。
不思議ですね。
並べてみました。
chamokoさんも編んだというコメントを頂いた時、ホントびっくりしました。





立体的なスワンのレース。こういう立体レース作品、初めて見ました。



   

 

左は、お嬢さんとお孫さんの海水浴の写真を元に作成したものだそうです。





岡本帰一の絵が大好きなchamekoさん。
しっかり作品に仕上がっていました。
織物は 縦糸と横糸の配色が難しそうで
私は体験したことがありません。
こうやって 見ることができて嬉しいひとときを過ごしました。

ネット繋がりの 友人。
大切にしたいと思います。

赤い階段

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上へ 上へ
心は急ぐ。

のぼりきるまでの スリリングなひととき。











のぼりきったその先に
懐かしい季節の私が立っていて


あの日 素直に言えなかったこと
今なら 言えそうな気がして










スコットホール

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アメリカのJ.E.スコット夫人の献金により完成した
早稲田教会礼拝堂を兼ねた、多目的ホールです。






戦時中削り取られていたSのエンブレムは、2008年に復活したそうです。


















スコットホールの南側、半地下にあるギャラリー



大きな通りの奥にある、静かな空間です。


近代建築史の講義後の見学会。
説明を聞くのが忙しかったのと、見学参加人数が多いこともあり、写真はあまり撮りませんでした。
赤い階段の記事の続きは、もう少しお待ちくださいね。(ここではありません…。)

早稲田奉仕園 スコットホール◇早稲田スコットホールギャラリー
竣工 1922年
設計 ウィリアム・メレル・ヴォーリズ建築事務所設計原案:内藤多仲・今井兼次
所在 東京都新宿区西早稲田2-3-1

2012.5.26
2012.10.8(初めの一枚)

早稲田大学會津八一記念博物館

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とある見学会で
早稲田大学キャンパスにある會津八一記念博物館を見学しました。
早稲田大学出身の建築家 今井兼次第一作目の建物で、旧図書館です。
1階ホールの大階段には、横山大観・下村観山作の「明暗」という
太陽が雲間から昇りゆく様子をを描いた円形の大作が掲げられています。
この大階段は残念ながら通行不能。
2階ロビーには、碌山の絶作「女」の彫刻がさりげなく並んでいます。






















1階ホールには、6本のインパクトのある柱が並んでいます。
ここが図書館だったということを忘れそうなくらい
アバンギャルドな空間。



濃厚なデザインの照明が復元されてあります。



外観は多角形の屋根ですが、内部は円形ヴォールト天井。
かつて、ここは図書館の閲覧室でしたが、現在は常設展示室となっています。





竣工 1925年
設計 今井兼次
所在 東京都新宿区西早稲田1-6-1

※特別な許可を頂いて、写真撮影を行いました。

都会のお伽話

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ビルの14階の
屋上への
鉄の扉を そっと開けてみた。



どうも、主役は私じゃないのよね。



ううん、ぼくたちライバルだけど
なかよしさんだよね。

そんなささやき声が聴こえてきそうな昼下がり。



屋上のセンターを守っているカメくんです。



こういう場所に来たら
無邪気に走りまわった子供の頃を ふっと思い出しました。


防水工事があったら、撤去されそうなオブジェです。
どうか お元気で…。

JAビル スカイガーデン

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建物裏手にある専用エレベーターで
4階スカイガーデンへ。







ビルとビルの間のお庭

里山をモチーフにした庭園で
せせらぎもあるのです。





屋上には、やはり神様がいました。「大手町神社」
ちゃんと鳥居もあります。





 

ベンチでひと休み。
ネットで囲われた、小さな水田もありました。
平日のみ開放している空中庭園。予約なしで見学できます。
竣工 2009年
設計 三菱地所設計、全国農協設計
所在 東京都千代田区大手町一丁目3-1

旧島津家住宅アトリエ

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新宿区主催の文化財現地特別公開に行ってきました。
島津製作所三代目 島津源吉の長男・洋画家 島津一郎の旧アトリエです。
源吉は当時このあたり一体の土地を所有し、林芙美子も島津家から土地を購入したのだそうです。

現在はとある方の所有。

























 photo by OZ

竣工 1932年頃
設計 吉武東里
所在 東京都新宿区

2012.10.28

今年も東京文化財ウィーク 2012 が始まりました。
HPで見ると、ページ数が多く目が回ります。
公共施設にパンフレット2種類を置いてあるところがあるので
GETできると良いですね♪

モード学園スパイラルタワーズ

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名古屋を旅してきました。
気ままな 一人旅〜。
文句をいう相棒がいないので
おもいっきり はじけてきました。(笑)

名古屋駅前で、ひときわ目立つビルに
目が釘付け。



名古屋の天気予報は晴れ。
でも 天気は 曇 一時雨 そして 晴れ。







名古屋は 風が強く 肌寒い一日でした。
自分でも よく歩いたと誉めてあげたい。
弾丸ツアーとなりました。
呆れずに お付き合いしてくださいね。

◇モード学園スパイラルタワーズ
竣工 2008年
設計 日建設計
所在 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目27番1号

※ 記事のUPと 見学の順番は違います。

養老天命反転地

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東京駅に予定より早めに着いたので
6時16分発のぞみ3号に指定替え。
2列窓際E席は満席とのこと。
3列窓なら取れました。
乗り込んでびっくり。
小鳥が電線に停まっているように、2列の窓際にのみ
お客は座っていました。

天気予報は晴れなのに
次第に雲が垂れ込み
時折小雨交じりの寒い朝。
名古屋で東海道本線に乗り換え、大垣へ。
大垣からは2両連結の養老鉄道に揺られて
養老駅到着 9時6分。
長い一日の始まりです。



1919年に建てられた駅舎は、どことなく気品があります。

出来た頃に2度訪れましたが、久々に来てみたら
木々が育っていて、驚きました。
楕円形のすり鉢型フィールドは、水平・垂直を排除した空間になっています。













縁にある遊歩道を時計回りに歩きましたが、擁壁が高すぎて見晴らしは悪いです。



森です。気分は ヘンゼルとグレーテル。



木々の生命力を感じました。
養老天命反転地
制作年 1995年
製作者 荒川修作+マドリン・ギンズ 
所在 岐阜県養老郡養老町高林1298-2
 あちこち 傷んでいます。

旧川上貞奴邸 文化のみち二葉館

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名古屋城から徳川園に至るエリアは、歴史的建造物が多く保存されていて
「文化のみち」と名付けられています。

かつて名古屋市東区双葉町にあった女優 川上貞奴邸を
この地に移築・復元し「文化のみち二葉館」として公開しています。











床の左奥の三角形に黒くみえる部分が、オリジナルだそうです。











当時の資料を元に復元されて蘇った洋館…東京丸の内にある、三菱一号館を見たときと
同じ思いがしました。

竣工 1931年頃 移築復元 2005年
設計 あめりか屋
所在 名古屋市東区橦木町3-23

文化のみち橦木館 旧井元為三郎邸

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二葉館から徒歩数分で橦木館(しゅもくかん)に着きました。
陶磁器商を営んでいた井元為三郎の旧邸宅です。
荒れ果てたこともあるようですが、多くの方の努力により
美しい姿を今日に伝えています。

ステンドグラスが 美しい館です。
洋館と和館、そして庭には蔵と茶室があります。
 
















 

 

 








写真を撮ることに熱中してしまいました。
今度いつか、カメラを持たずに見てまわりたいと思います。

橦木館
竣工 1926年
所在  愛知県名古屋市東区橦木町2-18

南山大学

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朝早く 南山大学名古屋キャンパスを散歩しました。
高低差のある敷地には木々が茂り、古い建物とレーモンドのデザインを継承した新しい建物とが混在しています。


法科大学院棟


k棟


図書館




第一研究室棟


M棟





遠くの木々の間から、色づいた葉が輝く建物が見えました。



同窓会館



◇南山大学総合計画(名古屋キャンパス)
竣工 1961〜64年
設計 アントニン・レーモンド




カトリック教団真言会のシュライバー神父から、名古屋の丘に設立する
大学の総合計画を依頼されたレーモンドは、敷地内の草木と風景を可能
な限り残し、構造自体が装飾であるかのような建物を、土地の非対象性
を高低差に適応して根を張る樹木のように取り付け、尾根全体が一つの
建築となる印象を造り上げることを目指した。

それはまた、宇宙の秩序と永遠の価値を表わす日本のデザイン哲学の
順守を目指したものでもあったという。

「建築と暮らしの手作りモダン アントニン&ノエミ・レーモンド」より


◇真言神学院礼拝堂
竣工 1966年
設計 アントニン・レーモンド
所在 名古屋市昭和区山里町18



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